「FXをなんとなく始めてみたけど全然勝てない!!失敗続き・・・!」という人、多いはずです。
FXで勝てている人って少ないですからね。
初心者トレーダーが失敗するポイントは似ている、というか、初心者とか上級者とか関係なしに、大体負ける時って資金管理が下手くそだったりとポイントが似ています。
FX取引はマーケットの動き次第で予想外の損失出したりと、避けられない部分ももちろんあるのですが、とりあえずちょっとでも失敗を避ける事が出来るように、確認ポイントみたいなものを例と共にまとめてみました。
レバレッジは25倍も使えるよ!という楽観的な考え方は避けよう!
レバレッジの使い方が下手くそで、自ら首を締められに行くFXの初心者トレーダーが多くいます。
恐らくFXの失敗例で1番多いのって、このレバレッジの使い方、資金管理の仕方なのでは?と思っています。
「あくまでも最大で25倍」であって、「積極的に25倍近く使う必要はない」と僕は思います。
「いや、資金が少ないからさ・・・」とか事情はあると思いますが、「それでもレバレッジは10倍程度で十分」だと思います。
利益が乗ってくるに従って、更にレバレッジを下げて行ければ最高です。
レバレッジをかけていくと麻痺してくるのですが、10倍と25倍ってかなりの差がありますからね。
自分が予想していた為替レートの動きと反対になってしまい、含み損になった時の余裕度が全然違います。
FXはロスカットされたら終わりみたいな所もあるので、しっかり資金管理をして、「使えるものは使った方が良いけど、上手く使う事」を意識すると失敗しにくいトレードが増えてくるはずです。
あとは含み損生活への対処の仕方も大切だと思いますよ。
FXで含み損が大きく膨らんだポジションの対処方法!【俺流】
市場、時間帯によって為替レートの動きが変わるよ!
FXは土日を除いて24時間取引が出来ますが、これは世界中のマーケットが次々にバトンを渡していくからです。
東京時間、ニューヨーク時間、ロンドン時間(他にもオセアニア時間等)と変わっていきますが、その中で「同じ通貨ペアでもよく動く時間帯や全然動かない時間帯といった癖」があります。
東京時間で動きやすいのは、「日本円」に関係する通貨ペアです。
具体的には米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円などなど。
反対にユーロドルやポンドドルなど、日本円の絡まない通貨ペアは動きづらいので、ポジションを取ったは良いが、全然利益が伸びない、むしろリスクだけ大きいみたいな事もあります。
同様に、日本時間夜にあたるニューヨーク時間だとユーロドルや米ドル円などの米ドル絡みの通貨ペアが動きやすく、ロンドン時間だとポンド円やポンドドル、ユーロ円やユーロドルといった通貨ペアが動きやすいです。
そのFX会社のツールって本当に使いやすいの?今も低スプレッドなの?
FX口座を7社とか8社持っている人は稀でしょう。
自分でウェブサイトを持っているような僕みたいな人はたくさん口座開設しているでしょうが、たいていの普通のトレーダーは多くて3社程度だと思います。
「1社だけだな~」って人も多々いると思います。
「友達から勧められたから今のFX会社使っている」「当時なんとなく見たFXサイトでおすすめされてたから使っている」パターンの人も多いはずです。
でもそのFX会社って本当に使いやすいですか?
おすすめされたのはちゃんとトレードしている人が書いているFXサイトでしたか?
低コスト業者と言われて口座開設したその業者、今他社と比較したらどうですか?
「慣れているから使いやすい」のは間違いなくあると思いますが、例えば「機能的に使いやすいかどうか?」といった基準で、1度足を止めてFX業者を比較してみた方が良いと思います。
「PC版ツールは使いやすいが、スマホアプリは使いにくい」ってFX会社だってありますし、「2社持っていても、両方とも同じニュース配信元だった」というケースだってありますよ。
やはりFXで勝率を上げる為には、自分にとって今ベストなFX口座を選択する事も必要です。
1つのテクニカル分析指標をしっかりと使いこなせるようになろう!
FX口座を紹介する時に、「テクニカル分析指標が30種類も搭載されています!」なんて事を書いてしまうのですが、実際に普段使いするテクニカル分析指標って2つか3つあれば十分です。
自分の相棒って決まっていますからね。
むしろ、テクニカル分析使わないで、ローソク足だけのトレードとかもやりますし。
「ちょっとマイナーなテクニカル使いたいなー」って思う時もあるので、ある程度のテクニカル分析指標の種類は必要ですけど平均的な種類あれば十分だったりします。
FXで失敗して大損しない為には、「移動平均線なら移動平均線に決めて、完璧に勉強する事」が本当に大切だと思います。
「移動平均線も、一目均衡表も、MACDも全てなんとなく知っているよ~」という感じだと、FXで勝つ!って事を1番に考えるとあんまり意味ないです。
また、1つしか知らない(使わない)事によって、マイルールがシンプルになる傾向もあります。
まずはトレンド系から1つ、オシレーター系から1つ選んでやってみるのが良いと思いますし、「なんかテクニカル分析ってわからないんだよねー」って場合は、「ローソク足のみで何か今の相場の癖を探してトレードする」事でも良いと思います。
変に色々と手を出して、なんとなくの知識を幅広く持っているよりは、「1つの分野でプロになろう!」的な感じで勉強・経験を積んでいった方が花開くと思います。
(ちょっとランチェスター戦略っぽい感じかな?)
1時間足だけを見てスイングトレードしてみるとか常識を疑ってみよう!
FXのチャート分析の基本は、長い時間足でトレンドを見極めてから、より短い足でエントリータイミングを探す流れですが、結構迷っちゃったりするんですよねこれ。
言うのは簡単だけど実際やってみるとそれで失敗しちゃったりします。
「基本だよ!」って言われているやり方で失敗すると自信なくなるんですよねぇ・・・・。
ですので、突破口を切り開く為に、例えば、「1時間足だけ見てトレードする」とか発想の転換をして試してみると良いですよ。
(1時間足の所を日足とか週足・月足に読み替えても良いと思います)
1つの時間足を見ているだけで、エントリータイミングって理解出来ちゃったりしますし。
「下ヒゲだー」「上ヒゲだー」みたいな感じで。
「定番のトレード手法が通用しないなら、オリジナルを作っちゃえばいいじゃん!」的なノリです!
入金投資法(気絶投資法?笑)も俺流で。
FXで入金投資法は本当に勝てないのか?試した結果!【経験者が語る】
ドル円にユーロ円にポンド円。通貨ペアの浮気性は失敗の原因になる?
先ほどの1つのテクニカル分析をしっかりとマスターするって話と似ているのですが、「トレードする通貨ペアを絞る事」もFXの失敗リスクを減らせるきっかけになるかもしれません。
というのも、1つの通貨ペア(例えばドル円)に詳しくなれば、過去のチャートの値動きがたくさん記憶に残ってたり(頭に入っていたり)するからです。
ぱっと見テクニカルとかの過去の値動きから未来の値動きを予測してくれる系のチャートツールもありますが、それの自分バージョン的な感じです。
経験則として「過去こういう感じに動いた」「同じようなチャートパターンみたな」などとその通貨ペアに関する情報量が増えてくるし、情報鮮度も良くなるので、より根拠あるトレードが増やせると思っています。
「あ!ポンド凄い動いているじゃん!ロングしてみよ~」「豪ドル円でスワップ運用始めちゃおうかな?」などなど気分屋さんなトレードを繰り返すよりも、1つの通貨ペアを徹底してトレードしてみたほうが勝ちやすいように感じます。
もちろん、「ドル円何度やっても勝てないな・・・」からの「豪ドル円でスワップ運用始めるか」などとやりきった上での変更は良いと思いますよ。
まずは一途になって、必死にやる事がFXでの勝ちに繋がると思ってます。
(メインはドル円にしておいて、お試しで新規通貨ペアにチャレンジとかは頭良いやり方だとは思います!)
勝てるようになるまでデモトレードを試すのもあり!
FXやるなら最初からリアルトレードを経験した方が良いと思っています。
それはデモトレードだとメンタル的な要因(10万損したらどうしよう・・・的な)が影響ないからです。
競馬場で馬券を買ってレースを見るのと、家でたまたま始まったレースの予想だけするのとでは全く緊張感が違いますよね。
それと似ていると思います。
ですので、僕はまずは10万円とか少ない資金でFXを始める事をおすすめしたいです。
10万円じゃなくても別に良くて、「自分にとって失敗しても大丈夫な金額、ただし、ちょっとショックを受ける金額」で始めることがおすすめです。
ただし、目的を持ってデモトレードを使うならそれはそれでありだと思います。
例えば、「移動平均線がこうなったら買いサインらしい」というのを勉強したから試したい!とかです。
そういう場合はバーチャルな環境でトレードしてみると良いですよ。
※ちなみにFX会社でデモトレードがある所は限られます
という訳で、FXで大きな失敗をしないように、ちょっとした例を出しつつ、まとめてみました。
トレードって「上がるか?下がるか?」の2択なのですが、運用していく中で様々な要因が絡み合ってきます。
出来る限りシンプルな手法を作り上げる事が大切ですので、是非失敗しやすいポイントを再確認してみてください!