FXとよく比較される投資商品に、銀行等で購入できる外貨預金があります。
この2つは「外国の通貨を買う」という点においては同じです。
ただし、FXの方がより大きなメリットがあります。
1番のメリットは手数料の安さ!!
例えば、大手都市銀行で外貨預金をしようとすると、1万ドル(約100万円)あたり1万円前後の手数料がかかります。
一方で、同じ1万ドル(約100万円)をFX会社で買うと、手数料は30円程度です。
※手数料が安い業者なら30円、高い業者でも100円程度
つまり、300分の1くらいの差がある計算になります。
1万ドルで約1万円の手数料差になるので、もっと大きなお金を外貨で運用したい、外貨で置いておきたいという方は更に割高な手数料を銀行に払う事になります。
FXでは外国の通貨を買うだけじゃなくて、売りから入る事も可能!
外貨預金では”外貨を買うこと”しか出来ません。
つまり、米ドル円を例に取ると、買った時よりも円安に動けば利益が出るが、円高に動いたら損失を被る訳です。
(この場合、運良く受け取れる金利が上回れば良いですが、人気の豪ドルも2%を切る等、世界各国全体的にかなり低金利になっているので可能性は低いです)
一方、FX取引であれば、買いだけではなくて、”外貨を売ること”も可能です。
つまり、「もっと米ドル円が円高になる」と予想するならば、最初に米ドル円を売りから入る事で(専門用語でショートという)、円高相場でも利益を上げる事が可能です。
外国為替市場は常に、上がったり、下がったりを繰り返しています。
ここ数年でも、1ドル80円割れの時もあれば、1ドル120円超えの時もありましたよね。
このような為替相場の変動が起きている中で、FX取引なら柔軟な取引が可能な事で、より多くのチャンスが生まれるメリットがあります。
「為替相場が急激な円高になっている」「すごい下がっている・・・・」とネットやテレビ、新聞などで悲惨なニュースとして扱われている時も、実はFXトレーダーの中には笑いが止まらないような利益を上げているトレーダーが結構いたりします。
どんな相場でも利益を出せるチャンスがある事、これはFXをやる大きな理由になりますし、メリットになります。
他にも「24時間いつでも取引可能」「いつでも決済可能」「万が一、FX会社が破綻しても信託保全先の信託銀行から返還される」など、FX取引には外貨預金よりも多くのメリットがあります。
ちなみに、FX取引ではレバレッジ1倍で取引する事も可能です。
つまり、レバレッジを掛けない事で、外貨預金と同等の取引を、手数料だけ安く節約しながら投資する事も出来る訳です。
知れば知るほどに、「外貨預金よりもFXだな」となる違いがあるんですよ。