FX取引を始める為に必要なものは、「お金」と「FX口座」と「スマホorパソコンorタブレット」と「インターネット環境」です。
まずはお金について、必要資金はどのくらいなのか?から書いていきます。
投資初心者の方が、FX取引を始める為のお金としては、「10万円程度あると良い」と僕は考えています。
それは、「余裕を持ったレバレッジ」「投資する通貨ペアの選択肢が広がる」「勉強代として許容出来る額」の3つの理由からです。
「最低4万円で取引出来ますよ⇒じゃあ4万円で始める」は危険
この水準だといわゆる「レバレッジ25倍」の最大に使っている状態です。
つまり、ちょっとでも為替相場が逆行するともう身動き取れません。
FXを始める際に、「レバレッジは抑えめにね!」とかは一度は目にしていると思うので、こんなバカな取引は絶対に避けて下さい。
余裕を持ったレバレッジ水準をキープする事が大切です。
10万円あると、一通りの通貨ペアに投資出来る
先ほど出てきた”最低4万円”といった「必要証拠金」は、通貨ペア(+為替レートの水準)によって違いがあります。
例えば、1ドル100円で米ドル円を1万通貨買うなら「4万円が必要証拠金」になります。
また、110円の時には、「4万4千円が必要証拠金」になります。
(レバレッジが最大25倍なので、4%掛ける事で算出出来ます)
そして、例えば、ポンド円が140円だとしましょう。
すると、「56000円が必要証拠金」となります。
※140万×4%
つまり、このケースで言えば、「5万円を元手にFX取引をやりたい」ならば、米ドル円は取引が出来ますが、ポンド円は取引する事が出来ません。
必要証拠金が56000円と足りていないですからね。
このように考えた場合に、10万円あると、どんな通貨ペアでも一通り、1万通貨のポジションを取る事が出来るので、「今は米ドル円を買うのが有利」「今はポンド円だな」「今度はユーロ円だ」といった臨機応変な通貨ペアの選択・投資が可能になります。
※基本的にポンド円が1番多くの必要証拠金が設定されています。
※1ドル110円の時に、1ユーロ120円、1ポンド140円といったイメージ
初めてのFX取引の資金は、多すぎても危ないと思う
何事も経験していく事で、自分のレベルって上がって行きますよね。
そして、FXでやりがちなのが、「レベルが低い最初のうちにたくさんのお金を使ってしまう」「レベルが上がった時には、手元資金が雀の涙しかない」という悲しい状況です。
ですので、”ある程度緊張感を持てる金額”かつ”勉強代として損しても許せる額”として、10万円はちょうど良いのでは?と僕は思っています。
そういう意味でも「まずは10万円でFXを始める事」をおすすめしたいです。
ちなみにお金という面では、「FX口座の開設料金」や「口座維持費」等の特別な費用はかからないのでご安心下さい。
※スプレッド(取引手数料)くらいです
お金が用意出来れば、あとは、スマホがあればOK!もちろんPCでも可!
FX取引はスマートフォン1台あれば出来てしまいます。
それぞれのFX会社で専用の取引アプリが用意されており、入金~取引まで完結出来ます。
また、為替ニュースをチェックしたり、最近の値動きをチャートで分析したりする事も可能です。
そして、FX口座の申込までもスマホで完結出来るので、本当に1台あれば出来てしまうんです。
※もちろんインターネットが繋がっている事は必須です
ちょっと昔までは、iPhoneアプリやAndroidアプリは「あくまでもPCの劣化版」という印象でしたが、最近は「アプリの方が使いやすさ等で優れている」事も多いです。
唯一大きな差として、チャート分析の機能(パソコン版の方がより高機能)がありますが、これからFXを始める初心者レベルのユーザーにとっては、最初のうちはスマホ版のチャート分析ツールを全て使いこなすのも大変なレベルなので、気にしなくて良いと思います。
つまり、お伝えしたいことはたった1つ。
FX取引はスマホのアプリだけでも余裕で出来ますよ!って事です。