ライブスター証券は、FXを始め、株の現物取引や信用取引、先物取引、投資信託まで幅広い金融商品を取り扱っています。
FX口座では、「iサイクル注文」が結構評判です。
「iサイクル注文」は独自のIFD注文を使った自動売買ですが、これは外為オンラインからライセンス供与を受けています。
ライブスター証券は、親会社が外為オンラインと同じISホールディングスなので、こういう形も可能になっているのだと思います。
大きな値動きを予想した上で、設定をすればあとは自動売買なので、時々FX口座をチェックするくらいでOKというものです。
もちろんライブスター証券でも通常のFX取引も可能で、スワップポイントが高い、通貨ペア数が24種類と多いという特徴があります。
そんなライブスター証券のFX口座について口コミはどうなのかを見ていきましょう。
ライブスター証券のFX口座の評判は良いのか?悪いのか?
良い評判
ライブスター証券のスワップポイントは高いので長期投資向け
iサイクル注文を使うようになってFXで利益が出せるようになった
取引ツールが新しくなってから使いやすくなった
NZドル円でのスワップ運用にライブスター証券は使っている
マイナー通貨ペアも取扱いがあるので重宝してる
スプレッドは広いがあまり取引回数が多くない人ならありだと思う
悪い評判
ライブスター証券はスプレッドが広い
iサイクル注文は往復で200円の手数料がそれぞれかかるのが嫌
スプレッドが全体的に広い
ライブスター証券は1000通貨に対応して欲しい
法人口座のレバレッジが100倍と他のFX会社と比較したら高くない
自己資本規制比率が低い
ライブスター証券の口コミをチェックしてみての管理人の感想
ライブスター証券のiサイクル注文とは?
最近複数のFX会社で独自のIFD注文を使った自動売買システムが増えてきていますが、ライブスター証券の「iサイクル注文」も同様です。
相場の上げ下げは一直線ではなく、上昇トレンドにしても下降トレンドにしてもうねりながら相場が動いていきますが、その一定の「レンジ幅の安い所で買って高いところで売る」というのが得意な自動売買になります。
上昇トレンドでも、下降トレンドでも、はたまた横ばいの相場でもiサイクルは対応可能です。
細かく刻んで買い玉もしくは売り玉を増やして行っては、細かく決済していく形ですね。
IFD注文なので、相場が上に行っても、下に行っても追従して自動売買してくれるのでそういった意味では一度設定すれば楽ではあります。
ただ、やはり基本的には、大きな相場観がないと難しいとは思います。
日足レベルでチャートを分析して、今後大きなトレンドはどちらに発生するのか?続いていくのか?相場は反転するのか?といった点を「自分でシミュレーションした上で」iサイクルの注文設定をして、自動売買が行われるといったイメージでしょうか。
相場が大きく予想と逆行した時はiサイクル注文の取り消し設定も入れるようにしましょう。
注文自体はとても簡単で、通貨ペアの選択⇒売り買い選択⇒想定変動幅を選択⇒投資資金を選択といった4段階のステップですぐに注文が動き出します。
この辺も外為オンラインのiサイクル注文と変わらないです。
あとは、iサイクル注文は取引手数料が1万通貨あたり200円取られるので、利確幅をある程度広めに取る必要があります。
面白いトレード方法ではありますが、ちょっとコツを掴むまでは苦労はするはずです。
インヴァスト証券のトライオートやマネースクウェアジャパンのトラリピ等も同様の自動売買に入ってきます。
ライブスター証券のFX口座はスワップポイントが高め!
これはライブスター証券のメリットの1つになりますが、スワップポイントが高めです。
一例として、FX口座として人気1位2位を争うGMOクリック証券とDMMFXと比較してみます。
※2016年1月20日時点のスワップポイント
【豪ドル円】
ライブスター証券・・・43円
GMOクリック証券・・・43円
DMMFX・・・・・・・・40円
【NZドル円】
ライブスター証券・・・45円
GMOクリック証券・・・47円
DMMFX・・・・・・・・42円
豪ドル円はGMOクリック証券と並ぶ水準であり、NZドル円ではGMOクリック証券には負けるものの、DMMFXには豪ドル円同様に勝っています。
参考⇒GMOクリック証券の口コミをチェックしてみる!
参考⇒DMMFXの口コミをチェックしてみる!
ライブスター証券のネックな点は?
ライブスター証券のデメリット(デメリットと言える)点をあげていきたいと思います。
・iサイクル注文の手数料が片道200円かかる
・1000通貨単位に非対応
・自己資本規制比率が204.6%と低い(平成27年9月末)
・スプレッドが米ドル円で0.9銭など全体的に広い
この辺りでしょうか。
スプレッドの広さと1000通貨単位に対応していない点で、FXの初心者にはあまり向いていないのかなと感じます。
また、自己資本規制比率の低さも心配です。
iサイクル注文の手数料に関しては、確かにデメリットだと思うのですが、同類の自動売買を提供しているFX業者はどこも似たような手数料はかかるので、こういうシステムを使ったトレードをするには避けては通れない点と言えるかもしれません。
参考⇒1000通貨から取引出来るFX口座を比較!小さい金額で始めたい方向き!
ライブスター証券のまとめ
ライブスター証券のFX口座は、あくまでも証券口座のおまけ的な位置づけに感じました。
証券口座は10万円以下の1注文あたり手数料が80円といった様に売買手数料が安めでメリットが多く見られるのですが、ライブスター証券のFX口座に関しては、「スワップポイントが高い」「iサイクル注文が使える」くらいが目立つ程度で、デメリットと天秤にかけるとイマイチ推せない印象を持っています。
ただ、証券会社でFX取引もやろうとするとかなり広いスプレッドでトレードさせられたりするので、そう考えると、「メインは株の取引、時々FXもやる」といった人がライブスター証券に合っていると思います。
※同様のFX会社にGMOクリック証券がありますが、こっちの方がスペック良いです。
興味を持たれた場合は、FX口座と一緒にライブスター証券の証券口座”も”開設すると良いと思います。