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FX口座開設はフリーターや派遣社員でもできる?【審査基準まとめ】

「FX取引を始めよう!」と思ったらまずやるべき事は、FXの口座開設をする(審査に通る)事です。
そして、実際にFX会社の公式ホームページを見て、申し込みをしようとする前に、人によってはある不安を覚えると思います。

例えば・・・

「フリーターだけど口座開設出来るの?」
「正社員じゃなくて派遣社員だけど問題ないの?」
「個人事業主なんだけど?」
「この間仕事辞めちゃって、今は無職だけど大丈夫?」等々・・・

主に仕事面・勤務先での不安が大きいと思います。
ですので、今回は”正社員以外の人”がFX口座開設をする際の、不安・疑問をチェック、解消出来るか?をまとめました。

FX会社による口座開設審査基準を調べた【比較】

私の実感で、勝手に「この会社はフリーターでも大丈夫だよ」というのも根拠があいまいなので、まずはFX会社の口座開設申込の受付基準を調べてみました。
あくまでも、”審査基準”はFX業者各社公表はしていませんので、”申込受付基準”になりますが、これを見るだけでも随分とFX口座開設に関する不安は解消出来ると思います。

GMOクリック証券の場合

GMOクリック証券の口座開設受付は下記のような基準が定められていました。

当社では次の条件のすべてを満たすお客様に限り口座開設のお申し込みを受け付けております。
【口座開設申込受付基準】
・個人のお客様であること
・日本国内にお住まいであること
・お客様の年齢が満20歳以上であること
・当社の定める各種規程、約款、ルール等に同意いただけること
・インターネットの利用環境が整っていること
・日本語でのコミュニケーションが取れること
・お客様ご自身のメールアドレスをお持ちであること
・取引に必要となるお客様の個人情報を正確にご提供いただけること
・口座開設にあたり、各種書面の電子交付に同意していただけること
・お客様本人の名義で取引していただけること
・金融商品取引のリスクについて十分に理解していただいていること
・証券会社にお勤めではないこと
・米国籍保有者および米国居住者ではないこと

【外国為替証拠金取引開始基準】
・100万円以上の金融資産をお持ちであること(法人の場合、資本金または基本財産の額が100万円以上であること)
・お客様の年齢が80歳以下であること
・外国為替証拠金取引の仕組み、外国為替証拠金取引のリスク及び当社の外国為替証拠金取引の特徴について理解し、本規程、「外国為替証拠金取引約款」、「外国為替証拠金取引説明書」、及び当社の外国為替証拠金取引ルールの内容に同意・承諾していること
・前号の各書面が電磁的方法により交付されることに承諾していること
・「外国為替証拠金取引に関する確認書」を電磁的方法により差し入れていただくこと
・「契約締結時交付書面等の電磁的方法による交付等に係る取扱規程」に定めるところに従い外国為替証拠金取引に係る「契約締結時交付書面」・「取引残高報告書」・「年間損益報告書」が電磁的方法により交付されることに承諾していること
・適宜会員ページの「お知らせ」を確認するとともに、緊急時には当社が電話による連絡を行う旨を承諾していること、及びお客様の連絡先電話番号を正確にご登録いただけること
・原則、金融商品取引業者の従業員でないこと

基本的にGMOクリック証券ならではの、大きな独自の制限があるようには感じません。
「20歳以上」「日本国内に在住」「本人名義の口座で取引」「自分のメールアドレスを持っている」といったオーソドックスなものになっていますし、注意事項関連はサッと目を通して”同意します”にチェックする感じです。

「100万円以上の金融資産をお持ちであること」はこの中で唯一の独自の基準とも言えますね、まぁ年収とか資産状況書く欄は、気持ち悪いから正確には把握されたくないという事で、意外とアバウトに書いている人が多いみたいですけどね。
特に問題にはならないでしょう。

ちなみに金融資産とは現金や預貯金、株式、国債、社債等の有価証券の事です。
一軒家やマンション等の不動産は現物資産と言いますよ。

GMOクリック証券は、「新垣結衣さんのCM」をやっているので、トレード未経験者の方も聞いたことはあるFX会社かもしれません。
FX取引高で6年連続国内1位になる程、定番のFX口座になっています。
入門者の方はまずはGMOクリック証券で良いと思いますよ。

GMOクリック証券の口コミをチェックしてみる!

DMMFXの場合

DMMFXの口座開設審査受付基準は下記の項目が挙げられていました。

(1) 本取引の特徴、仕組み、リスクについて十分理解していること。
(2) ご自身の判断と責任により店頭外国為替証拠金取引を行うことができること。
(3) 日本国内に居住する満20歳以上75歳未満の行為能力を有する個人であること。
(4) 本取引にかかる法令その他諸規則または定款、その他の内規に違反せず、本取引のために必要な法令上の条件を満たしていること。
(5) ご自身の電子メールアドレスをお持ちであること。
(6) 当社からの電子メール又は、電話で常時連絡をとることができること。
(7) 本取引に係るリスク・商品の性格・内容を十分理解していること。
(8) ご自身でインターネットを通して取引・確認・管理が行えること。
(9) 契約締結前交付書面、契約締結時交付書面、約款、取引残高報告書、証拠金の受領に係る書面その他金融商品取引法上交付すべき書面を電磁的方法により提供することを、書面又は電磁的方法よりご承諾頂けること。
(10) 振込先預金口座は、国内に存する金融機関を指定すること。
(11) 当社の定める「個人情報の取扱いについて」と題する書面の内容及び個人情報の取り扱いに同意し、本人確認書類をご提出いただけること。
(12) 当社から交付された日本語による諸通知の記載内容が理解できること及び、日本語による電話等での会話ができ、意思の疎通に支障がないこと。
(13) 反社会的勢力について以下の点を誓約すること。
・ 現在、且つ将来にわたっても暴力団員・暴力団準構成員・総会屋・社会運動標榜ゴロ等の反社会的勢力 に該当しないこと。
・ 現在、且つ将来にわたって、反社会的勢力の企業の役職員ではないこと。
・ 自らまたは第三者を利用して、暴力的な行為、法的な責任を超えた不当な要求行為、取引に関して脅迫  的な言動をし又は暴力を用いる行為、風説を流布し偽計を用い又は威力を用いて当社の信用を毀損し 又は当社の業務を妨害する行為等を行わないこと。
・ マネーロンダリング等の公序良俗に反する取引、その他不法又は不正の疑いのある取引に利用するために取引を行わないこと。
・ 上記に関して虚偽の申告をし、若しくはいずれかに該当する行為をしたと当社が判断した場合には、取引が停止され、または通知により 口座が解約されても異議申立てをしないこと。また、これにより損害が生じた場合でも、全て自分の責任とすること。
※「反社会的勢力」には、法令その他の事情に鑑み、当社が反社会勢力と認めたものを含みます。
(14) その他当社が定める基準を満たしていること。

先ほどのGMOクリック証券と比較しても違いはほとんどないと思います。
年齢制限が20歳以上~75歳未満(さっきは80歳未満)になっている点が違うのと、資産100万円以上といった制限もDMMFXには特に書いてありませんでした。
あとは、反社会的勢力の項目がDMMFXは詳しく書いてありますね。

DMMFXは為替相場を分析するチャートツールが使いやすいです。
また、取引コストも安い(スプレッドが狭い)FX会社で、GMOクリック証券と業界トップクラスの人気を競っているFX会社になります。

DMMFXの口コミって良い!?

GMO外貨の場合

GMO外貨の口座開設審査受付基準は下記項目がありました。

1. ご自身の判断と責任により外国為替証拠金取引を行えること。
2. 当社からの電子メールまたは電話で常時連絡を取ることができること。
3. ご自身専用の電子メールアドレスをお持ちであること。
4. 契約締結前の書面、契約締結時の書面、取引残高報告書、保証金の受領にかかる書面 その他金融商品取引法上交付すべき書面を電磁的方法により提供することを、書面または電磁的方法によりご承諾いただけること。
5. 日本国内に居住する20歳以上の行為能力を有した80歳未満の個人であること。
6. 本約款に定めるお客さまの義務に違反していないこと。
7. マネーロンダリング等の公序に反する取引その他不法または不正の疑いのある取引に利用するために本取引を行わないこと、または反社会的勢力(法令その他の事情を鑑み、当社が反社会的勢力と認めたものを含む。以下同じ。)の一員でないこと。
8. お客さまが当社より払い戻す金銭の受取口座(振込先銀行口座)は、国内に存する金融機関の中から当社が指定する金融機関に開設することにご同意いただけること。
9. 外国為替証拠金取引業者に勤務していないこと。
10. その他当社所定の基準を満たしていること。

口座開設審査受付基準はシンプルに10項目になっています。
先ほどの2社と内容的には同じで、よりまとまっている感じですね。

GMO外貨はGMOインターネットグループのFX会社で、1000通貨から出来るFX口座として人気があります。
時々「5000円程度からFX取引が可能!」といった広告を見かけませんか?
この5000円程度で取引が出来るって事が、1000通貨で取引出来るFX会社という意味になっています。
少額資金でトレード可能とかも同意語と思ってもらって良いです。

つまり、GMO外貨なら5000円程度からドル円等の通貨ペアをトレード出来るって訳ですね。

GMO外貨の評判って良いの?悪いの?

フリーターや派遣社員、無職等の職業制限はないことが分かる

FX業界で人気上位の3社の口座開設審査基準をピックアップしてみましたが、「正社員であること」といった項目は一切ありませんでしたよね??
また、「年収500万円以上」といった収入による制限項目もありませんでした。

つまり、2ch等の掲示板やツイッター等で、「フリーターでもFX口座を作れた」という書き込みは特別珍しい事ではないんですね。
今の時代、色々な働き方がありますし、特にFX会社の運営会社はネット系の親会社を持つ所など、考え方が柔軟な会社も多いです。

もちろん、金融商品を取り扱いますので厳格な運用にはなりますが、FX口座開設をする上で「職業による制限はない」と考えて大丈夫だと思います。
仕事はしていなくて、FXで収入を得てる専業主婦トレーダーの方もいるくらいですからね。
下記に入門者向けのおすすめFX会社を書いていますので、是非ご覧ください!

FX口座開設に関する注意点について

FX取引は必ず本人名義の口座で取引する事

どのFX業者による口座開設受付基準にも書いてありますが、トレードは必ず自分名義のFX口座を開設して取引するようにして下さい。
例え、家族名義の口座でもNGですよ。

日本国内に住んでいる事

ほとんどのユーザーがこれは大丈夫だと思いますが、日本国内在住という条件が各社設けられています。
時々当サイトにもお問い合わせを頂くのが、「海外在住の日本人なのですが・・・」という質問です。
非居住者は多くのFX会社が申込受付自体NGにしているのが現状であり、もしこの条件に当てはまる人は、ヒロセ通商セントラル短資が選択肢になります。
この2社は、条件付きですが、申込可能です。※パスポート、在留証明、海外の住所の証明書等が必要になります。

20歳未満の未成年はダメ

FX口座を作れるのは20歳からなので、高卒で社会人として働いて「投資できるお金をもう貯めた!」という方でもトレードは出来ません。
デモ口座で練習しつつ、ハタチの誕生日を待ちましょう。
もちろん、親のFX口座で取引したらダメですよ。

FX取引に関するリスクを理解する事

当サイトのトップページにも「FXの主な5つのリスク要因について」と書いてありますが、FXには5つのリスク要因があります。
為替変動リスク、金利変動リスク、レバレッジリスク、流動性リスク、システム障害リスクです。

為替変動や金利変動のリスクについては、これがあるからこそ相場が動いて、FXで利益を出すチャンスが生まれるので特に気にする事はありません。

レバレッジリスクについては、FXは証拠金取引なので、メリット(諸刃の剣)と思える最大25倍のレバレッジは上手に使わないと危険ですからねって意味です。

流動性リスクは年末年始や早朝などでトレードする人が少ない時期・タイミングは流動性が低下しますよって意味です。
流動性低下した際には、スプレッドが広がったりするので注意した方が良くて、取引を見送るのが無難です。

最後のシステム障害リスクは、どのFX会社を選択するか?によって差が出てくる部分です。
過去に大きなシステム障害を起こしているFX会社は、その後しっかりとした改善策を施しているか見たほうが良いです。
やはり顧客の保有口座数が多い人気のFX業者は、こういう点もクリアしている傾向にあるので、最初はみんなが使っているFX会社を選択するのが無難ですよ。
取引していて、自分の好みが分かってきたら、もう1社口座開設してみると良いと思います。
※FX口座は複数の会社に持てます

FX初心者が使うべきおすすめのFX口座について超詳しく書いたよ~

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