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FXでのマネーマネジメント・資金管理の重要性について

FXで何年間も勝ち続ける為にはマネーマネジメント(資金管理)の徹底が必要だと思います。
ビギナーズラックなどの「まぐれで勝てる」事はあっても、「勝ち続ける事は難しい」からです。

負ける事があるゲームならば、その負けを管理しなければいけません。
FXって楽天時代の田中将大投手のような24勝0敗のトレードは99%無理です。

FXのトレードは「勝ちトレード」と「負けトレード」の2つが必ず出てくるので、その負けトレードでの損失額をいかに抑えるか?が重要になってきます。

損切り額(幅)はどのくらいに設定するべきか?

FXの損切り幅はどのくらいに設定するのが良いのでしょうか。
1つ1つ順を追って考えていければと思います。

私の考えでは、軍資金の2分の1まで減ってしまったら、元に戻すのは相当難しいと思っています。

理由としては、10万円⇒5万円が50%減なのに対し、5万円⇒10万円は100%増と2倍にしなければいけないからです。
これはかなり厳しいです。

ですので、まずは元手の2分の1まで負けない事が絶対条件だと思います。

そして、1回のトレードで半分まで負けるような投資スタイルも良くないです。
というのも、そういうトレードを繰り返していると、必ずどこかでその負けのラインに引っかかってしまうからです。
10万円が20万円・・・50万・・・・100万円と増えたにしても、1回負けただけで2分の1になるのでは、「勝ち逃げするしかない」でしょう。
ですが、どんどん勝っている時に辞められるか?と言ったら無理だと思います。経験談ですが。。。

そう考えると、まずは最大の損失額を決めて、その損失額の範囲内で何回チャレンジするか?考えると良いと思います。

例えば、軍資金10万円で5万円になったら終了と考えるならば、「損切り額16000円×3回チャレンジしよう!」といった感じです。
1万通貨での取引なら160pips×3回になりますし、5000通貨での取引なら320pips×3回となります。

自分がどれくらいリスク取れるのか?やデイトレードやスイングトレードなど自分の仕事の状況・ライフスタイルと照らし合わせて、出来る方法を選ぶようにしましょう。

損小利大か利大損小か?

FXの利益確定や損切り、マネーマネジメントの話になると、「損小利大」という言葉が出てきます。
これは「損失は小さき、利益は大きく」といった意味です。

私も基本的にはこの考え方を採用しているので賛成です。

ただし・・・

スキャルピングで損小利大は可能か?

FXのスキャルピングをやる上でのコツと注意点のまとめ!
FXのスキャルピングは超短期的な売買を繰り返す手法であり、トレード時間が短い事により、多くの兼業トレーダーを始めとしたどんな生活スタイルにもフィットします。 極端な話、1時間もあれば10回、20回のトレードをする事が出来ます。 経済指標の発...

スキャルピングやデイトレードなど短期的な投資においては、必ずしも損小利大にはならないと思っています。

極端な例を挙げますが、3pips,4pipsを取りに行くスキャルピングの場合、利益>損失の損小利大にしてしまうと、2pipsなどですから、すぐに狩られてしまう可能性が高いです。
そもそもFXでポジションを取る際には、スプレッドが米ドル円でも0.3pipsは取られますので、スキャルピングにはまず損小利大の考え方は向いていないです。

利確を10pips程度の幅に広げるのであれば、新規成行注文と同時にマイナス5pipで損切りといった決済注文を同時に出しても勝てる可能性はありますが、やはりスプレッド分を考えたら厳しい戦いになります。

デイトレードにおいても、同様で、例えば、50pipsを取りに行くトレードをする際に、損切りを25pipsに設定したとしてもすぐに狩られてしまう事があります。
これは相場のうねりの幅、揺れ幅を考えていないと損切りの連続になる可能性があります。

また、損切りを繰り返すと精神的に暴走して、無理なトレードを重ねる危険性もあるので、損切りは大切ですが、あまりに引っかかりやすいポイントに置くのは絶対的に避けたい所です。

スキャルピングをやる場合におすすめなFX会社!
デイトレード以上に短い時間で売買するスキャルピングにおすすめのFX会社をピックアップしました。 当然こだわりたいスプレッドの狭さをはじめ、約定力や取引ツールの使いやすさといった視点も加えて、おすすめのFX口座を選んでいます。(お金を預けるの...

マージンコール・自動ロスカットが発動しない程度のレバレッジが大切

FX口座には、マージンコールや自動ロスカット機能がついています。
マージンコールは証拠金維持率が100%(業者によって異なる)を割りますよなどと警告のメールが送られてくる機能です。
また、自動ロスカットは、含み損で損失が拡大している時に、証拠金維持率が50%なり20%なりの業者独自の基準に達した段階で強制決済される機能です。
投資額以上の損失を出さない為のものです。

証拠金維持率とロスカットとは?適正な水準は何%か。
FXをする上で、一体どのくらいの原資が必要だと思いますか? 10万?100万?もっともっと? 答えは「人によって様々」と曖昧にしつつ・・・・ 私的には、FXをはじめるだけならば最低5000円もあれば始めることが出来ますが、それだと時間の無駄...
証拠金維持率何%で自動ロスカットかでFX口座を比較!【追証とは?強制決済とは?】
FX口座別の自動ロスカットされる証拠金維持率の水準を調べ、比較表を作成致しました。 また、自動ロスカットとは何か?強制決済とは?追証とは?といった専門用語についてもその下に掲載してありますので、まだFXに慣れていない方などは是非ご覧ください...

万が一、含み損が証拠金(軍資金)に対して大きくなりすぎても警告メールが来たり、自動で損切りしてくれるのですが、そもそもこういう状況になってしまうレベルのポジションの取り方は危ないので避けたい所です。
私が初心者の頃はこういうトレードを繰り返していたので、人のことは言えませんが、反面教師にしてくれればなと思います。

10万円で2万通貨をポジる?

10万円でトレードするとしたら、レバレッジ最大値の25倍を使えば、米ドル円だと2万通貨購入する事が出来ますが、これだと逆方向に相場が動いた時に、ほぼ間違いなくマージンコールや自動ロスカットのお世話になるレベルです。
ですので、1万通貨でトレードする事をおすすめします。

また、1万通貨を単純にポジっても良いのですが、1000通貨単位のFX口座を使用して、5000通貨×2回といった感じに分けて購入し、買値を分ける事でリスクの分散をすると良いですよ。

【1000通貨】少額取引可能なFX会社を比較!初心者にオススメなのは?
2021年現在、FX会社の中には初心者に優しい少額取引可能な1000通貨単位を採用している業者があります。小さい金額で投資しながら為替相場の値動きやチャート分析を経験出来るメリットがあるのでオススメです。対象業者を比較してまとめました。

マネーマネジメントは全員がこうすれば良いっていう明確な基準はありませんが、まずはレバレッジを短期でなら10倍前後、スイングトレードや長期投資なら3~4倍程度にしてチャレンジしてみるのがおすすめです。

スイングトレード向きFX会社のベストはココだ!【独断と偏見で選んだ!】
スイングトレードを主体にFX取引をする場合は、コストはもちろんですが、チャート(ツール)の使いやすさにはこだわった方が良いですよ。 特にスマホアプリはそれなりに重視しないと結構苦労します。 というのも、数日~数週間、強いトレンドが出たら1ヶ...

最初は一般的なものでやってみて、自分で微調整をして、自分なりのマネーマネジメントを作り上げていく事が大切です。

場合によっては、ちょっと面倒ですが、日々のトレード収支をメモしておき、資金管理表を作ると客観的に見れるので1つの方法としてありだと思います。

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スプレッドの狭さだけではなく、オンラインセミナーでの勉強会がある事や初心者トレーダーでも使いやすいスマホアプリのFX会社を選ぶ事がオススメです!
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