FX口座は取引手法によって使い分ける事がおすすめなので、今回は「デイトレーダーに向いているFX会社」をピックアップします。
前半に厳選したFX会社を特長とともに紹介していて、後半で「どういう視点で選べば良いのか?」を細かく書いています。
ですので、もしある程度FX経験があり、”自分の中で選定ポイントがハッキリしている人”は記事の前半だけ見て頂ければ十分だと思います。
まだ自分自身の中で良いFX会社の判断基準がない方は、記事の後半にも目を通してみて下さい。
また、デイトレードで最重要とも言える”スプレッド”ですが、ここ最近も「スプレッドを狭めてきた業者」があり、ちょっと前とは情勢が変わっています。
ですので、昔なんとなく口座開設したFX会社を使っている人は見直しするのも賢い選択だと思います。
(スプレッドが前使ってたところの半分だ!なんてケースもありますからね)
ということで!
デイトレするのにおすすめなFX会社を絞りに絞って3社に厳選しましたので、ご覧ください!
※FX会社は15社を余裕で超えるくらいあるので、書いてきた視点でピックアップしました!
デイトレーダーに向いているFX会社はココ!おすすめFX口座!
DMMFX【低スプレッド×LINEサポート】
スプレッド(主な通貨ペア)
米ドル円 USDJPY | ユーロ円 EURJPY | ポンド円 GBPJPY | 豪ドル円 AUDJPY |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.7銭 |
NZドル円 NZDJPY | ユーロドル EURUSD | ポンド米ドル GBPUSD | 豪ドル米ドル AUDUSD |
1.2銭 | 0.4pips | 1.0pips | 0.9pips |
南アランド円 ZARJPY | トルコリラ円 TRYJPY | メキシコペソ円 MXNJPY | 人民元円 CNHJPY |
1.0銭 | - | - | - |
※スプレッドは全通貨ペア原則固定(例外あり) ※2021年1月20日時点 |
DMMFXは比較的後発参入ながら、一気にシェアを伸ばして人気になった会社で、親会社となるDMM.com証券は、ついに「国内口座数1位」になりました。
「デイトレーダーとして気になるポイントを押さえている!」と思えるFX会社であり、ドル円0.2銭(原則固定)をはじめ、全21通貨ペアで業界トップクラスの低スプレッドを実現しています。
また、スマートフォンアプリでの発注もしやすく、チャート機能も優れています。
そして、FXの初心者向けにおすすめなのが、「LINEサポート機能がある」点です。
そもそもDMMFXの24時間電話&メールサポート自体がサポート体制として優れていますが、ついにLINEでも「成り行き注文とはなんですか?」といった質問&回答のやりとりが可能になりました。
他のFX会社に先駆けて、ガンガンこういうサービスを改善してくるのは、DMMFXらしい攻めのスタイルだなと感じますし、オススメ出来るポイントです!
DMMFXなら、低スプレッド×スマホアプリ◎×サポート体制◎なので、デイトレードがやりやすい環境ですよ!
GMOクリック証券【低スプレッド×操作性抜群のアプリ】
スプレッド(主な通貨ペア)
米ドル円 USDJPY | ユーロ円 EURJPY | ポンド円 GBPJPY | 豪ドル円 AUDJPY |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.7銭 |
NZドル円 NZDJPY | ユーロドル EURUSD | ポンド米ドル GBPUSD | 豪ドル米ドル AUDUSD |
1.2銭 | 0.4pips | 1.0pips | 0.9pips |
南アランド円 ZARJPY | トルコリラ円 TRYJPY | メキシコペソ円 MXNJPY | 人民元円 CNHJPY |
1.0銭 | 原則固定適用 対象外 | 0.3銭 | - |
※スプレッドはトルコリラ除き原則固定(例外あり) ※2021年3月8日時点 |
GMOクリック証券は6年連続FX取引高が国内1位のFX会社であり、抜群の実績を誇ります。
※ファイナンス・マグネイト社調べ(2012年1月~2017年12月)
上記のスプレッド表にある通り、ドル円やユーロ円など”日本人が取引する中心的通貨ペア”はどれも業界トップクラスの狭さを誇ります。
つまり、「コストを抑えながらデイトレードが出来るFX会社」です。
また、PC版の”はっちゅう君”とFXモバイルアプリの”iclickFXneo+””FXroid+”はいずれも操作性抜群です。
通常、FXアプリだとガクッとテクニカル分析指標の種類が減るのですが、GMOクリック証券の場合は12種類も搭載されており、トレンドラインも自由自在に引ける点も、外出が多いトレーダーの強い味方になります。
初めてFXを取引する人に1番使いやすいアプリと言っても過言ではありませんよ。
そして、FX預かり資産が国内1位な点も、デイトレーダーをはじめとした多数のFX投資家から支持されている事の証明になります。
※2014年7月~2017年6月(矢野経済研究所調べ)
低スプレッド×取引しやすいツール×FX会社として長年に渡る抜群の実績のGMOクリック証券は、安心してデイトレードに集中出来る環境です!
GMO外貨【使いやすさ◎&1000通貨】
スプレッド(主な通貨ペア)
米ドル円 USDJPY | ユーロ円 EURJPY | ポンド円 GBPJPY | 豪ドル円 AUDJPY |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.7銭 |
NZドル円 NZDJPY | ユーロドル EURUSD | ポンド米ドル GBPUSD | 豪ドル米ドル AUDUSD |
1.2銭 | 0.4pips | 1.0pips | 0.9pips |
南アランド円 ZARJPY | トルコリラ円 TRYJPY | メキシコペソ円 MXNJPY | 人民元円 CNHJPY |
1.3銭 | 3銭 | 0.4銭 | 3.0銭 |
※AM9時~翌AM3時まで原則固定例外あり ※2021年1月20日時点 |
GMO外貨はまず取引ツールが優れている点に特長があります。
「Cymo」シリーズは、iPhoneやAndroid端末をはじめ、iPadやAndroidタブレットにも最適化して作られています。
専用に作られているからこそ、非常に使いやすいアプリだと感じられるのだと思いますよ。
特に、iPadやタブレットアプリでデイトレする可能性がある方は口座開設して損はないFX会社だと思います。
なぜなら、タブレット用のFXアプリは、スマホ用をそのまま拡大して使用しているだけのFX会社も結構あるからです。
GMO外貨なら、大きな画面を最適化された作り&構成になっているので、デイトレードもしやすいですよ。
ちなみにスプレッドに関しては、米ドル円は0.3銭(原則固定例外あり)でGMOクリック証券やDMMFXと並んでいるので、米ドル円トレーダーなら後悔しない選択になるはずです。
一方で、ユーロ円や豪ドル円、ポンド円といった他通貨ペアについては、トップクラスのFX業者からは大体0.1銭~0.2銭程度劣っている印象です。
この点は、「絶対無理!受け入れられない!」って感じでもなく、考えが分かれると思います。(そもそも米ドル円中心なら関係ない)
1日数十回~数百回レベルのスキャルピングトレーダーと違って、取引回数が1日数回のデイトレーダーなので、この程度のコスト差なら許容出来る範囲の人とそうでない人に分かれるだろうなって感じです。
ちなみに、GMO外貨は1000通貨対応のFX会社です。
使いやすい取引アプリを含めてFXの初心者に合いますし、資金管理を考えてトレードしている中堅トレーダーにも使えるFX会社だと思いますよ。
という訳で、「FXのツールの使いやすさにこだわりたい!」人(特にタブレット使う人)は、GMO外貨が合うので是非口座開設して使ってみて下さい!
みんなのFX【無料セミナー&1000通貨】
スプレッド(主な通貨ペア)
米ドル円 USDJPY | ユーロ円 EURJPY | ポンド円 GBPJPY | 豪ドル円 AUDJPY |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.8銭 | 0.6銭 |
NZドル円 NZDJPY | ユーロドル EURUSD | ポンド米ドル GBPUSD | 豪ドル米ドル AUDUSD |
1.0銭 | 0.3pips | 0.8pips | 0.8pips |
南アランド円 ZARJPY | トルコリラ円 TRYJPY | メキシコペソ円 MXNJPY | 人民元円 CNHJPY |
0.9銭 | 1.6銭 | 0.3銭 | 0.9銭 |
※AM8時~AM5時まで原則固定例外あり ※2021年1月20日時点 |
みんなのFXは、2015年のベスト・FXブローカー賞に選ばれたFX会社です。
発注&チャートツールは、凄く新しくなったパソコン用の「FX TRADER2」が使いやすく、おすすめです。
ただ、iPhoneやAndroid等のモバイルアプリは微妙な感じなので、その点はマイナスポイントです。
また、FX業界の人気講師による無料のセミナーを実施していたり、1000通貨単位に対応していたりと”初心者×デイトレーダー”にマッチするFX会社です。
GMOクリック証券とDMMFXあたりとはちょっと特徴の違ったFX会社なので、「もう1社足して、みんなのFX”も”口座開設する、試してみる」のはありな選択ですよ。
スプレッドはドル円0.3銭と業界トップ水準であり、更に最近ポンド円のスプレッドが1.0銭に縮小されたので、注目なFX会社です。
デイトレード中心でFX会社を選ぶ際の重要ポイントは?
スプレッド(手数料)は狭いか?”より”低コストで取引が出来る業者か?
デイトレードは取引回数が多い手法です。
FX取引をする際には必ず業者側に支払う手数料がありますが、それが”スプレッド”になります。
一部業者では、スプレッド+売買手数料という形で更に上乗せされている事もありますので、まずは「売買手数料が無料な所」を選ぶ事が大切です。
このページでは当然売買手数料がタダの所しか掲載していませんので、ご安心下さい。
ちなみにスプレッドとは、1ドル100円と100.005円と表示されている為替レート差額の事で、FX会社の取り分(手数料)の事です。
そして、同じ”ドル円を取引するのにも、FX会社によってスプレッドの広さが違う”のです。
つまり、「A社はスプレッドが0.3銭なのに、B社は1.0銭と3倍以上も高い!」というように選ぶFX会社によって”かなり大きなコスト負担の違い”が発生します。
また、「A社は他社と比較して、ドル円のスプレッドは狭いが、ポンド円のスプレッドは広い」といった事も起こります。
ですので、デイトレードをするならまずは”スプレッドが業界トップクラスに狭いFX会社”を優先してピックアップする事が重要です。
約定力は高いか?
FX会社に口座開設をして、マイページにログインすると分かりますが、「為替レートは常にチカチカと変化している」状態です。
そして、100%毎回提示されている為替レートで注文が通る訳ではないのです。
約定拒否される事もあります。
約定拒否自体は相場の乱高下状態の時には「どのFX会社でもありうる事」ですが、”あまり起こらない所”と”頻繁に起こる所”があるのも事実です。
1日の中で何度もトレードを繰り返すデイトレードを中心にしてるのに、「また約定拒否のせいでチャンスを逃した・・・」という状態が繰り返されるのは、冗談じゃないですよね。
だからこそ、「約定力が高いFX会社を選ぶこと」が大切です。
チャート機能は充実しているか?
デイトレードのコツを勉強しながら取引をしていくと、「チャートを分析する事」が非常に大切な事が分かってきます。
いわゆる移動平均線やボリンジャーバンドといった「テクニカル分析」の事です。
そして、FX会社によって、この「テクニカル分析の種類が多い、少ない問題」が発生します。
ある一定ラインより上は、”あまり使わない””むしろ一度も使わない”テクニカル分析だったりするので、平均以上のチャート機能があるFX業者を選ぶ事をおすすめします。
「最低限+αのテクニカル分析指標を搭載している」事が選定ポイントです。
スマホアプリが使いやすいか?
一昔前であれば、デイトレード=パソコンからでしたが、ここ数年で一気にFXアプリが進化して、スマホからもガンガントレード出来るようになりました。
つまり、サラリーマン等が平日外出先でデイトレードをする事にも弊害はなくなりました。
ただ1つあるとすれば、「使いやすいFXアプリを選ぶ事」が重要です。
スマートフォンの画面を上手に使っているFX会社がおすすめですよ。
初心者向けにサポート体制が整っているか?
ある程度経験ある人はこれは関係ありません。
ただ、もし”これからFXを始めたい人”であれば「無料セミナーで教えてもらえる」「取引ツールが初心者でも使いやすい」といったポイントは気にした方が良いです。
FXを始めるきっかけがデイトレードの人はたくさんいますので、手法の選定よりもFX会社の選定がまずは非常に大切です。
”FX始めたけど、儲かる損する以前に、よく分からなくて嫌になった・・・”状態は避けたいですからね。
という訳で、イチオシのDMMFX&GMOクリック証券のFX口座をまだお持ちでない方は、是非お試し下さい!
使ってすぐ分かるその良さを実感出来るはずです!