ニュージーランドドル円(NZドル円)はオーストラリアと並び高金利の通貨として人気があります。
正確には「ありました」と言った方が良いかもしれません。
もちろん現在でも他の通貨ペアと比較すると高金利には変わりはないのですが、”以前の”NZドル円と比べて見ると、「随分と金利が下がったな~・・・・」と感じます。
というのも、2017年10月時点での政策金利が1.75%となっています。
これが世界的な金融危機になったリーマンショック(2008年9月)前の政策金利は8.00%でした。
8.00%⇒1.75%の下落を見ると、「下がったな・・・」という感覚が少しは伝わるかなと思います。
ただ、そんなNZドル円も、現在も1.75%のちょっと高めな金利がある事には変わりありません。
高金利、低金利というのは比較対象が何かという点も大きいですからね。
スワップポイントは2国間の金利差となりますので、日本円が相変わらずの低金利(0.10%)ですので、スワップポイントは現在でも1日40円程度は貰えますよ。
また、昔と比較して良い傾向があるのがスプレッドです。
ニュージーランドドル円のスプレッドと言うと、4銭、5銭とかなり広かった記憶もありますが、ここ最近も最安値水準が更新されて、現在のNZドル円の最狭スプレッドは1.2銭となっています。
そんなニュージーランドドル円のスワップポイント&スプレッドの比較をしてみました!
NZドル円のスプレッドが1.2銭のFX口座がおすすめ!
[table “13” not found /]こちらはスプレッド、スワップポイント、売買手数料、取引単位のFX業者6社による比較表になります。
まずはスプレッドの項目を横に見てみましょう。
最安値は1.2銭で、GMOクリック証券、DMMFX、外為ジャパンの3社が並んでいます。
その後、FXプライムbyGMOが2.0銭で続き、SBIFXトレード、外為オンラインとなります。
上位3社のGMOクリック証券、DMMFX、外為ジャパンの3社で比較して行きましょう。
スプレッド1.2銭で並ぶ3社を比較してみると・・・
スプレッドは同じですが、DMMFXが良いと思います。
僕的にニュージーランドドル円の取引なら、「スワップポイント目的の長期運用」「デイトレードやスイングトレード」問わずに、迷わずDMMFXを選ぶ事をおすすめします。
手数料となるスプレッドが狭く、2国間の金利差調整分となるスワップポイントが他社と比較して高いFX口座だからです。

また、外為ジャパンは1000通貨単位から取引出来るので、5000円程度からFX取引が可能なFX口座です。
お小遣い程度でまずはFXを初めてみたいという方が1000通貨単位のFX口座を選ぶ傾向が強いですが、「毎月給料の一部からNZドル円を買い増ししたい」「レバレッジを低く抑えたい」という方は外為ジャパンが1番オススメです。

ニュージーランドドル円のスワップ運用専用口座を作る?
基本的には現在はNZドル円でスワップ運用するならDMMFXか外為ジャパンがおすすめです。
スワップポイントが高いですからね。
しかし、場合によっては、この2社のどちらかをメイン口座にしていて、「頻繁にデイトレをしているよ!」という方もいるかもしれません。
その場合は、スワップ用のポジションがあると結構邪魔だったりするんですよね・・・。
こういうケースの場合には、GMOクリック証券の活用も視野に入れてみると良いですよ。
NZドル円の比較でこそ負けていますが、南アフリカランド円やトルコリラ円などの他のスワップ運用で人気の通貨ペアではGMOクリック証券の方が優れていたりします。
ですので、「DMMFX(or外為ジャパン)はデイトレ専用口座!」「GMOクリック証券でスワップ運用!」という考えもありかと!


NZドル円の長期投資のタイミングはいつ?
NZドルの政策金利は2017年10月時点で1.75%です。
リーマンショック後から下がり始め、1度2011年から2014年2月まで2.50%で横ばいになった後、2014年7月には3.50%まで上がりました。
この時点で、底だと思って、僕も一度買ってみたのですが、その後、再度金利引下げがあったり、NZドル米ドルの下落の影響もあり、損切りをした事を思い出します。
ニュージーランドドルという通貨が売られるトレンドだったんですね。
「夢のスワップポイント運用」を実現したいなとは思って虎視眈々と機会を伺っていますが、なかなかタイミングは難しいものです。
とりあえず現在の政策金利1.75%という「底」を割ってしまうのか?それともここが底になって、上昇相場が開けるのかに注目しています。
僕もNZドル円は気になってから長いので、長期投資用のFX口座で時々買い増ししている感じです。
強気に行きたいですが、FXの経験が長くなればなるほど、慎重さも出てきており、上がればそれについて行く形で買い増ししようと思っています。
損切りラインは随時引き上げたりしています。
という訳で、ニュージーランドドル円についてスプレッドやスワップポイントを中心に比較してみました!