今回は各社を比較しながらスワップポイントの高いFX口座を見極めていきたいと思います。
私がFXを始めた当初を思い起こすと、「FX業者によってスワップポイントが異なる」「スワップポイントが高い業者と低いFX業者がある」事を知りませんでした。
ですので、なんとなく選んだFX口座で、スワップポイント目的の投資をしていたように思います。
あくまでもメインはデイトレ、スイングトレード(といっても最初の頃はその違いも分からず、適当でしたが)でしたが、当時は、まだどの通貨ペアも高金利だったので、スワップポイントが毎日入ってくる長期保有前提での投資も楽しみでした。
その後、5年以上の月日をかけ、米ドルをはじめ、ユーロ、英ポンド、オーストラリアドル、ニュージーランドドルなど世界各国の通貨が政策金利の引き下げを受け、日本円との金利差が狭まり(ほとんどなかったり逆転したり)、「スワップポイント目的のFX投資”熱”」が落ち着いたように思います。
そんな現在ですが、先日アメリカが政策金利を0.25%から0.50%に引き上げました。
2008年12月に0.25%に引き下げてから、約7年も横ばいだった金利が上昇をした訳です。
これは長期的に見たら大きな転換点になるのかなと私は思います。
アメリカとしては、リーマンショックから経済を回復する為に、今まで金融緩和をしてきて一段落したという事だと思います。
今後は、金融引き締め・金利の引き上げを段階的にしていくはずです。
そして、アメリカに誘導されるように世界全体が再び高金利の流れになればリーマンショック前のように「高いスワップポイントでの不労所得」が期待出来るかもしれません。
そう考えると、今はスワップポイント目的で長期保有するタイミングとしてはなかなか良いのかもしれませんね!
という訳で、スワップポイントがより多く貰えるFX口座(FX会社)を比較して選んで行きましょう。
目次
今すぐスワップ運用をするなら豪ドル円・NZドル円がおすすめ!
こちらはFXの主要8業者によるスワップポイントの比較表です。
| FX業者名 | 米ドル円 | ユーロ円 | ユーロドル | ポンド円 | 豪ドル円 | NZドル円 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| GMOクリック証券 | 24円 | -17円 | -38円 | 6円 | 35円 | 37円 | |
| DMMFX | 20円 | 5円 | -28円 | 7円 | 34円 | 38円 | |
| ワイジェイFX | 19円 | -8円 | -34円 | 8円 | 32円 | 31円 | |
| SBIFXトレード | 19円 | -10円 | -26円 | 8円 | 35円 | 37円 | |
| 外為ジャパン | 20円 | 5円 | -28円 | 7円 | 34円 | 38円 | |
| FXプライムbyGMO | 19円 | -15円 | -39円 | 3円 | 31円 | 35円 | |
| 外為どっとコム | 13円 | -11円 | -49円 | 4円 | 26円 | 34円 | |
| 外為オンライン | 5円 | -15円 | -40円 | 5円 | 20円 | 40円 | |
| ※スワップポイントは2017年2月6日時点の数値。また、各国の金利情勢により、日々変動致します。受取額の減少・支払いへと転ずる可能性があります。 | |||||||
通貨ペアによるスワップポイント、政策金利の違い
業者による高い低いを見る前に、「米ドル円」や「ユーロ円」、「豪ドル円」といった通貨ペアによる差が大きい事が読み取れると思います。
これはそのまま先ほど触れた「政策金利」の高い、低いといった差になります。
米ドルは先日金利を引き上げたといっても、0.50%です。(ちなみに日本は0.10%)
そして、表の右側の豪ドル円=オーストラリアの場合政策金利は2.0%です。
また、NZドル=ニュージーランドの場合、2.50%です。
スワップポイント目的で投資をするなら、そもそも政策金利が高い通貨ペア(豪ドル、NZドル)と低い通貨ペア(例:日本円)の組み合わせを選ぶ必要があるって訳です。
豪ドル円でFX口座を比較してみると
スワップポイントがたくさん貰える豪ドル円でまずは比較していきましょう。
SBIFXトレードの47円、DMMFX&外為ジャパンの45円、GMOクリック証券の44円とここら辺まで候補になるかなと思います。
SBIFXトレードは下でも書いてあるようにNZドル円でもスワップポイントが多いので、1番オススメです。
参考⇒SBIFXトレードの口コミってどう?口座開設するべきか??
スワップポイント+αの視点で比較してみよう!
ただし、判断基準をスワップポイントだけでなく、「取引ツール」や「スプレッド」、「人気度」で考えるとDMMFXとGMOクリック証券の方をお薦めします。
というのも、この2社は日本のFX業者でトップ1,2位を争うFX口座で人気があります。
また、トレードする毎に負担する取引コストであるスプレッドで比較してもFX業界トップクラスの安さを誇ります。
そして、チャート分析などの取引ツールも使いやすいので、スワップポイントの数円の差を埋めるどころか、メリットの方が大きいと私は感じます。
ですので、FXでのトレードをする、チャートを見て分析するといった点まで考えたらDMMFXとGMOクリック証券の2社が良いと思います。
参考⇒GMOクリック証券の評判をチェックしてみる!
参考⇒DMMFXの評判をチェックしてみる!
NZドル円でFX口座を比較してみると
続いて、スワップポイントがより多く貰えるNZドル円を比較していきましょう。
といっても豪ドルとほとんど変わりません。
あくまでも私の印象にはなりますが、特定の通貨ペア”だけ”スワップポイントが高いFX業者よりも、”どの通貨ペアでも”スワップポイントが高いFX業者の方が一般的です。
ですので、豪ドル円のスワップポイントが高いFX口座なら、NZドル円のスワップポイントも高い、ポンド円等のスワップポイントも高いと考えると楽ですよ。
NZドル円では、GMOクリック証券、DMMFX、YJFX!、SBIFXトレード、外為ジャパンあたりが1日50円を超える高い水準のスワップポイントを付与してくれています。
先ほども挙がったGMOクリック証券、DMMFXの2社がおすすめです。
参考⇒GMOクリック証券公式サイト・口座開設
参考⇒DMMFX公式サイト・口座開設
参考⇒YJFX!の評判って良いの?悪いの?どっちなの?
スワップポイントが日によって上下する・異なるのはなぜ?
私がFXトレーダーとして初期の頃の疑問に、「なぜスワップポイントは毎日変動するのか?」という悩みがありました。
せっかくなら毎日統一してくれれば分かりやすいのに!と思っていました。
日によって異なる理由としては、受渡日の繰り延べ日数による差が大きな要因です。
例えば、水曜日(木曜日の早朝)が「スワップポイント3倍デー」と言われたりするのですが、これは土曜日、日曜日分も含んだ3日分のスワップポイントが付与されるからです。
ですので、1日分だけの時と比較すると3倍貰える、たくさん貰える訳です。(その点、土曜日・日曜日は持ち越してもスワップポイントは貰えません)
スワップポイントが貰えるタイミング・時間帯は?
FX業者によって多少の時間差はありますが、基本的にはニューヨーク時間のマーケットクローズの時間帯です。
ですので、日本時間だと早朝5時~7時あたりになります。
ニューヨーク(アメリカ)は夏時間・冬時間があるので、季節によって時間帯が1時間ズレます。
また、FX業者によっても多少の付与時間のズレがありますよ。
未決済でもスワップポイントのみ引き出すことは可能?
何年も前はポジションを決済せずに(未決済ポジション)、スワップポイントだけ引き出す事が出来るFX口座はほとんどなかったように思います。
それが、ここ最近は比較的多くの業者で対応してくれていると感じてます。
例えば、GMOクリック証券やDMMFXでも対応可能です。
GMOクリック証券の場合は、ニューヨーク時間のクローズのタイミングでロールオーバーされスワップポイントが付与されて、余力に反映されます。
含み益を含めた最低証拠金維持率を超える部分が合計して余力になりますので、この余力部分は引き出しが可能ですよ。
また、DMMFXの場合は、PC用の取引ツールにログイン後、「スワップ振替」メニューにて、スワップポイントのみ受け取る事が出来るので便利です。
参考⇒GMOクリック証券公式サイトを見てみる!
参考⇒DMMFX公式サイトを見てみる!
スワップポイントも税金がかかる?
スワップポイントの税金についてですが、未決済の含み益の状態であれば課税対象にはなりません。
ただし、未決済でもスワップポイントを引出しした場合は課税対象になります。
もちろん、ポジションを決済した場合は当然課税対象になりますよ。
毎年年明けに1年間の取引損益報告書が更新されますが、そこに別途スワップポイントによる損益といった形で書かれている場合もあるので、そんなに迷う事はないと思います。
スワップ目的で投資する際には為替損益に注意!
「スワップポイントが欲しい」「長期投資だから多少の為替レートの上下は気にならない」そういった方が注意するべき点に為替損益があります。
(”利益”なら嬉しいですが、為替”損失”だと痛いです)
最近でも、民主党政権時代の1ドル80円割れの水準からわずか数年で1ドル125円前後まで上がりました。
上がるという事はその逆で下がる事も「可能性としてある」訳です。
基本的に日本円は低金利なので、スワップポイントを貰うなら外国通貨を「買う」事になります。
買った後に、極端な円高になってしまった場合には、スワップポイントが雀の涙に感じられる程の為替損失を出してしまう可能性もあるのです。
まぁポジティブに考えれば、更に円安が進めば為替差益”も”貰えてダブルで美味しい状態になるんですけどね!
一応リスク要因として頭には入れておいて下さい!
という訳で、今回はスワップポイントがより多く貰えるFX口座を比較してみました!