FXをする上で為替レート表示の見方は必ず知っておかなければいけません!
為替レートの差で稼ぐわけですからね。
ということで、今回は為替レート表示の見方についてお話します。
今この瞬間も変動している為替レート
まず、見方の前に為替レートについてお話します。
ニュースなどで「本日の外国為替相場は1ドル120円80銭』なんてのを目にしますよね。
これが為替レートです。
月曜日から土曜日の朝まで24時間動いています。
⇒FXの取引時間は24時間いつでも取引可能!
為替レートとは、通貨と通貨の交換比率のことで、先程のニュースの例で言えば「120円80銭を1ドルと交換しますよ」ということです。
海外旅行へ行く際などには外貨が必要ですから、為替レートに則って日本円を外貨に両替します。
為替レートというのは常に変動しており「昨日は1ドル120円だったのに今日は1ドル121円だ!」というのは、よくあることなんですよ。
為替レートには売値と買値がある
ニュースなどで為替レートを見ていると「1ドル120円70銭から120円80銭で取引されています」なんて言葉を耳にしますよね。
このように為替レートが2つ書いてある形が、為替レートの正確な形になります。
為替レートには、『売値』と『買値』があります。
2つの為替レートの価格が低いほうが売値、価格が高いほうが買値になります。
売値は為替を売る時に適用される価格、買値は為替を買う時に適用される価格にあたります。
先程の「1ドル120円70銭から120円80銭」では
・売値 120円70銭 (ドルを円に変える時に適用されるレート)
・買値 120円80銭 (円をドルに変える時に適用されるレート)
となります。
ちなみにこの売値と買値の差をスプレッドと言います。
実際にFXでの為替レート表示を見てみよう
それでは、本題である為替レート表示の見方へいきましょう!
私愛用のDMMFXの為替レート表示の画面はこのような感じです。
こちらが為替レートの表示画面であると同時に注文画面でもあります。
上部に通貨ペアが書かれています。
(これはUSD/JPYなのでドル円の為替レート)
画像中央部に青と赤の為替レートが書かれていますね。
左の青い方に売(Bid)と書かれていて、こちらが『売値』になります。
右の赤い方には買(Ask)と書かれていて、こちらが『買値』になります。
中央の0.3は売値と買値の差であるスプレッドですね。
この為替レートはリアルタイムで為替相場に合わせて連動して動くようになっています。
ちなみに、トレードをする際、
・ロング(買い)ポジションを持つ時には、買値で新規ポジションを持ち売値で決済
・ショート(売り)ポジションを持つ時には、売値で新規ポジションを持ち買値で決済
となります。
⇒ショートとロングとは??FXの注文の流れをマスターしよう!
FXでは数多くの通貨ペアの為替レートが一目でわかる!
先程は注文画面での為替レート表示の見方でしたが、次は別の画像で為替レートの見方をご紹介しますね!
こちらも画像はDMMFXのものです。
先程は一つの通貨ペアの為替レートの表示でしたが、こちらは複数の通貨ペアの為替レートの表示になります。
表のようになっていて、為替レートのほかに通貨ペア、高値や売値前日との動きの差やスワップポイントについても表示されています。
売値・買値の見方は先程とほぼ同じで、
・通貨ペアの右隣にあるBid(売)の列が売値
・Bid(売)の2つ右にあるAsk(買)の列が買値
を表示しています。
休む間もなくレートが点滅する
1つ目の画像の為替レート表示と同様に、こちらもリアルタイムで為替レートが動きます。
価格の文字色が赤や青になっていますよね。
赤は為替レートが上昇したことを示し、青は為替レートが下落したことをリアルタイムで示しています。
ちょうど画像をキャプチャした際に、このような動きがあったということですね!
一度に複数の通貨ペアの為替レートが確認できるので、1つの通貨ペアの高値更新などで他の通貨ペアが引きずられるように上がる様子など簡単に確認できます。
ちなみに、こちらの為替レート表示からは新規注文ができないので、あくまで為替レートの動きを確認する用になります!
ということで、為替レート表示の見方の解説でした。
FXを始めたばかりの方は、リアルタイムで動く為替レートに最初は戸惑うかもしれませんね。
そんな私も、いまだ雇用統計時の為替レートの動きには慣れないんですけどね。
あの動きは激しすぎて目が疲れてしまいます(笑)