FXで勝つために大切なことっていくつかありますよね。
トレード手法、業者選び、メンタル、リスク管理…
挙げはじめるとキリがないですけども(笑)
今回は、そんな大切なことの中から「資金管理」についてお話します。
資金は2種類に分けられる
資金管理のお話の前に、資金そのものについてお話します。
FXで資金というのは、FX口座に入っているお金のことを指しますよね。
この資金というのは、証拠金と余剰金の2種類を合わせたもののことを言います。
証拠金は、取引をする上で最低限必要なお金。
余剰金は、資金から証拠金を差し引いたお金になります。
(余剰金は証拠金維持率にも関係してくる資金ですね!)
FXでの資金管理というのは、これら2つの資金を合わせて管理することになります。
具体的に資金管理とはどうするべきか
では、本題である資金管理のお話へ進みましょう。
資金管理をする上で大切なポイントはいくつかありますので、ひとつづつ解説していきますね。
資金量から適切な取引量を考える
自分の資金に見合った取引量で取引をするのが、資金管理の第一歩になります。
自身の資金量に対して大きな取引をするとロスカットされやすくなります。
参考⇒証拠金維持率何%で自動ロスカットされるか各FX会社を比較!
参考⇒証拠金維持率とロスカットとは?
また、トレードスタイルによっても取引量は変わってくるかと思います。
スキャルピングならば獲得pipsが少ないため大きめのポジション量で取引をするでしょうし、逆にスイングトレードであればポジション量は少なく獲得pipsを大きく狙うべきでしょう。
⇒FXの手法はスキャルピング、デイトレ、スイング、長期投資の4つ
まずは少ないポジション量からはじめて、適切なポジション量を探してみてください。
1回のトレードで許容できる損失を考える
FXの取引で勝ち続けるというのは、絶対に無理です。
断言しちゃいます、無理です!
ということで、次に考えるべきは損失についてです。
資金管理をする上で重要なのは、『1回のトレードでどの程度の損失が許容できるのか』です。
具体的に「●●円まで許容できる」や「●pipsまで許容できる」という形で考えることが大切です。
資金の5%以下が1つの目安
ちなみに、1回のトレードでの損失の許容範囲でよく言われるのは『資金の5%以下であること』です。
つまり5%以上の損失がでるものに関しては、取引をしない=トレードを見送るということです。
人によっては5%以下という条件が厳しく感じるかと思いますが、これくらい厳しくしないとFXの世界で勝つことは出来ないということです。
私も1回のトレードでの損失は5%以下までに抑え、それ以上損をするものはトレード見送りです。
ポジションを持つと損するリスクを抱えることになりますが、ポジションを持たなければリスクは0ですからね!
次のチャンスを待つだけです。
欲を出さないこと
投資メンタル的な意味合いが強いですが、資金管理をする上で『欲をださない』というのはとても大切なことです。
「もう少し差益がほしい」
「今は含み損かかえてるけど、そのうち戻るはず」
そういった欲を出してしまうと資金管理がおざなりになってしまい、結果的に適切な取引量以上の取引をしてしまったり、5%以上の損失を許容してしまいます。
資金管理をする上で、目先の欲にとらわれないというのは一番大切なポイントですね。
資金管理表を作る
資金管理のポイントはわかっていただけたかと思います。
では、どうやって資金管理をするのか?
一番簡単なのは『資金管理表』を作ることです!
・毎日の資金の推移
・実際に取引した内容(通貨ペアやポジション量など)
・差益や差損などの資金の推移に関わるデータ
このあたりをエクセルやノートに書くなどして、資金管理表を作成します。
資金管理表の最大の目的は振り返り、反省すること
資金管理表を作る理由は、自分自身の資金管理を振り返り、反省するためです。
「この時はポジション量が少し多かったな」
「資金の5%以内に損失が抑えられている!」
資金管理表をみながら、そんな風に日々のトレードを振り返ることが大切です。
資金管理表をつけてなかったら、自身の資金の推移もあやふやで反省しようがありませんからね!
ということで、今回はFXで勝つために必須資金管理についてのお話でした。
ちなみに、私はアナログ人間なので資金管理表はノート派です!
資金管理だけでなくトレードのあれこれや、取引中に思いついたことを書く『FXなんでもおまとめ帳』みたいになっています(笑)