ログインが完了して、FX口座への入金も済んだので、トレードに向けて、FXアプリの基本的な機能(取引の方法)や2WAYプライスの見方を学んでいきましょう。
まずはアプリを起動すると、こんな感じの為替レートの画面を見ることが出来ると思います。
「どうして2つも表示されているの???」と独特な表示に戸惑いがあるかもしれませんね。
FXでは売値(Bid)と買値(Ask)の2つレートが提示されている
このようにFXの取引画面を見ると、2つの為替レートが提示されている事が分かります。
それぞれ、「売値(Bid)」と「買値(Ask)」と覚えて下さい。
この差額の事を”スプレッド”と呼びます。
FX会社を選んでいる時に、よく「スプレッドが狭い」「スプレッドが広い」という文言を目にしませんでしたか??
それがこの買値と売値の差額の事だったのです。
これがいわゆるFX会社の取り分(手数料)になっていますので、狭ければ狭いほどユーザー(トレーダー)にとっては、有利な取引環境という事ですね。
その点で、GMOクリック証券は米ドル円のスプレッドが0.3銭(原則固定、例外あり)と業界トップクラスの水準なので、良い(使える)FX会社って訳です。
「買いの注文入れる時」と「売りの注文を入れる時」に若干の価格差があると覚えておくと良いです。
手数料をちょっと払っているんだな、という感覚ですね。
通貨ペアはドル円以外にも種類豊富だが、最初はドル円で使い方に慣れる事がおすすめ!
そして、iPhoneアプリ(Androidアプリ)を触っていると、このような為替レート一覧の画面が出て来るはずです。
世界中の様々な通貨をスマホから手軽に取引出来る点もFXの大きなメリットです。
米ドルや日本円だけでなく、ユーロ、ポンド、豪ドル、NZドル・・・・などなど様々な通貨ペアのトレードが可能です。
実際に取引を始めたあとには、並び順を変更して「自分がよく取引する通貨ペア」を上に持ってくると良いと思います。
他にもチェックしていない通貨ペアは邪魔だから非表示にしたり、最近為替市場で話題・テーマになっている通貨ペアは上の方に持ってきたり、アレンジして使うと良いです。
先ほど出てきたスプレッドは、FX会社毎だけでなく、通貨ペア毎にも異なります。
例えば、米ドル円は0.3銭でユーロ円は0.5銭、ポンド円は1.0銭といった感じです。
低コストに取引出来る点も米ドル円を売買するメリットの1つなので、まずは”慣れるまで”米ドル円の取引をするのがおすすめです。
チャート画面を見るとワクワクする!?
FXではテクニカル分析とファンダメンタルズ分析の大きく2つの見方があります。
そして、テクニカル分析はチャートを分析する事を言います。
GMOクリック証券のアプリにもこのようなチャート機能があるので、色々といじってみましょう。
チャート画面には様々な線を引くことが出来る
チャート画面の右端にある◁ボタンをタップすると、描画ツールがニョキッと出てきます。
これは、チャート上にトレンドライン等を引くことが出来る機能です。
最初のうちは分からないと思うので、使わなくても良いと思いますが、「こういった機能もあるんだ~」程度に覚えておいて下さい。
テクニカル分析の基本は移動平均線
テクニカル分析はトレンド系とオシレーター系に分かれます。
為替相場が急激な円安になったり、円高になることでニュースを賑わす事がありますが、トレンドが発生すると、その方向に力強く進みやすい傾向があります。
そういう”トレンド発生のサイン”を見つける為のツールがトレンド系のテクニカル指標です。
移動平均線が基本であり、有名です。
また、「買われすぎ」「売られすぎ」といった相場の強弱を判断するのがオシレーター系のテクニカル分析指標の役目です。
これら2つのグループの中でまずは1つずつなんとなくでも使ってみると良いと思います。
下記のような感じで、チャート設定画面から簡単に切り替える事が可能です。
スピード発注機能は便利
そして、GMOクリック証券のアプリで特に優れているところに、「チャート画面を見ながらのスピード発注機能」があります。
通常、先ほどあったような2つの為替レートのみが表示されている質素な画面で発注をするので、チャート分析をしながらだと行ったり来たりなんて事があります。
その問題を解決してくれたのが、このチャート画面を見つつ売買が出来るスピード注文機能です。
ワンタップ(ワンクリック)で取引が出来るので、スマートフォンでのデイトレードもらくらく可能な速さです。
スマホを縦向きから横向きに切り替えて、「SPEED」機能にする事で、このモードになるので、1度は試してみて頂くと良いと思います。(きっと気に入るはず!)
次回は、実際に新規取引をしてみましょう。